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短い詩と夢の断片
2026年の初夢の呪い
やあ、君。 初夢は見られたかい? ボクは、見られなかった。 夢を見たら、 せめて覚えて いられるはずなのに。 見たか、見てないかーー それすらも分からなかった。 不安が募るんだ。 ボクの中の何かが、 詰まっているのかもしれないと。 夢魔が形作られて... -
短い詩と夢の断片
沈黙の魚
やあ、君。 夢を見ているかい。 暗闇の中、 囁く者がいる。 君は魚。 大海原を泳いでは、 何かを得たいと叫ぶ。 沈黙の魚だ。 無意識の海に潜り、 得られるものが無いかと、 人智の及ばぬ底を 求めている。 誰にも気づかれずに。 人混みの中にいてさえ、 ... -
短い詩と夢の断片
腐れミカンのタレ水
やあ、君。 この詩は、 甘さと腐敗の境界を 描いたもの。 美しかったものが、 内側から崩れていく ーーそんな残酷な美しさを。 * 瑞々しき、甘い果実よ 時を経て、甘さを強め 太陽のように 振る舞った子らよ いつからなんだ 緑をおび 柔らかな滅びを 内側... -
短い詩と夢の断片
起きながらの夢
やあ、君。 起きながら夢を見ているーー そんな不思議な感覚。 霧のように散り散りとなって、 指の間から零れ落ちる夢。 どれだけ手を伸ばしても、 掴めば掴むほど、 形を失っていく。 旅人よ、 夢を捕まえるんだ。 残酷な世界でこそ、 その夢は輝ける未知...
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