やあ、君。
起きながら夢を見ているーー
そんな不思議な感覚。
霧のように散り散りとなって、
指の間から零れ落ちる夢。
どれだけ手を伸ばしても、
掴めば掴むほど、
形を失っていく。
旅人よ、
夢を捕まえるんだ。
残酷な世界でこそ、
その夢は輝ける未知なの
かもしれないから。
この世界がどれだけ冷たく、
どれだけすべてを奪おうとしても、
夢だけは、誰にも奪えない。
たとえ霧のように儚くても、
たとえ手から零れ落ちても、
刹那の輝きは胸に残る。
夢を追い続けよう。
その未知の光を、
心の奥にそっと閉じ込めて。
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